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集団治療室

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関心事を仲間とわかちあう
病気と上手につきあう方法をまなぶ

心の病を抱えていると、さまざまな理由で他者とのコミュニケーションが取りづらくなり、悩みを自分ひとりで抱えたり、自分を駄目な人間と決めつけたりしがちです。心から話し合える仲間が欲しい、自分の思いを誰かに伝えてわかってもらいたい、心の病からの回復について学びたい方々に向けて、集団治療室では、ライフガード・グループやアートセラピー・グループ、いやしのレシピなど、多彩なプログラムが提供されています。

 

 

ライフガード・グループ
心の病を抱える者どうしで悩みや関心事をわかちあい、仲間とともに病気を治療することを目的としています。月に数回、担当の精神科医師が参加し、治療やリハビリなどについての説明やアドバイスを得ることができます。
効果
  • 自己や他者についての理解を深める
  • 対人交流スキルを改善させる
  • 病気を理解し対処法を学ぶ
  • 孤独感を和らげる など
アートセラピー・グループ
絵画、コラージュ、粘土などの表現活動を通じて、こころが癒され、自分の気づいていない心の声や自分らしさに気づくことができます。
効果
  • 自己や他者についての理解を深める
  • ストレスを解消させる
  • 対人交流スキルを改善する
  • 孤独感を和らげる
  • 感情が表現でき、気分が和らぐ など
癒しのレシピ
アロマセラピー、ハーブティ、ヒーリング音楽による癒しの体験を通じて、リラクゼーションに対する関心や意欲を高めるとともに、ストレス発散や気分転換の方法やスキルについて学ぶ。
効果
  • リラクゼーションに対して、意欲的に取り組むことができる
  • リラクゼーションの方法を学び、個人レベルでの開発が促される
  • リラクゼーションによるストレス解消をはかる など
アキバナ・サークル
AC(アダルト・チャイルド)と摂食障害の人のためのミーティング。一人で頑張っても意志の力では解決することの難しい嗜癖や対人関係の問題に対して、仲間と悩みをわかちあうことで、自分の本来の姿を取り戻し、問題解決の糸口を見つけることができます。
効果
  • ACや摂食障害を抱える当事者どうしのグループ交流と相互的な援助を行う
  • 抑圧された悩みや不安などが表現できる
  • 過食による抑鬱状態を緩和し、自己への評価を高めることができる など