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ごあいさつ

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理事長あいさつ

医療法人梨香会 秋元病院は1980(昭和55)年の開設当初から開放型の病棟を導入し、内科病棟の併設によるトータルケアや家族システム理論に基づく「家族病棟」の設置など、精神科医療に新たな道を拓いてまいりました。
また、アルコール依存症の治療では30年の歴史を持ち「重度アルコール依存症入院病棟」の認定を受けております。
在宅療養者のための訪問看護システムにも力を入れており、デイケア、自助グループ活動、就労サポートなど、社会復帰に向けた支援の充実にも努めております。
地域のネットワークを皆様と一緒に築き上げ、夢のある健康社会を実現することが、私たちの願いです。

 

医療法人梨香会 理事長

 

 

 

 

医療法人梨香会 医療倫理規定

医療とは病める人の治療はもとより、人々の健康の維持と増進を図るもので、我々医療従事者はその責務の重大性を認識し、愛をもって全ての人に公平に奉仕し続けなければならない。

 

  • 我々は生涯学習の精神で、日々、医学の知識と技術の習得に努めると共に、その進歩・発展に力を尽くす。
  • 我々は我々の職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるように心掛けると共に、過ちは素直に認め、反省・改善することのできる人格者であり続ける。
  • 我々は医療を受ける人々を尊重し、やさしく温かい心で接すると共に、治療内容についてよく説明し、理解と信頼を得る努力を惜しまない。
  • 我々は互いに尊重し合い、従事者同士協力して医療を提供する。
  • 我々は医療の公共性を重んじ、医療を受ける人々のプライバシーの保護に努める。

 

 

患者さんへ

患者さんには誰しもが公平に医療を受ける権利があります。
私たちスタッフは医療を提供させていただくにあたり、「We are a family」の理念のもと患者さんと家族のような信頼関係を構築してゆきたいと考えています。そのために患者さんには私たちの提供する医療に主体的に参加していただく必要があります。これは患者さんが医療を受ける上での権利の確認と患者さんの医療協力へのお願いです。

 

患者さんの権利

誰でも個々の価値観を尊重されながら、良質の医療を公平に受ける権利があります。

患者さんには社会的地位や国籍、宗教等により差別されることなく適切で安全な医療を受ける権利があります。私たちは患者さん個々の人格や価値観、ライフスタイル等を尊重し、医療を提供するように努めております。

 

疾病や治療方針、検査内容等について納得できるまで十分な説明を受ける権利と質問をする権利があります。また、治療方法等自らの意思で選択する権利があります。

患者さんにご提供いただく現在の症状や既往症等の情報に対し、私たちは治療方針を理解し易い言葉や方法で説明し、ご質問にも誠心誠意お答えするように努めています。私たちは患者さんとのコミュニケーションを大事にし、理解と信頼をいただくことで、双方満足のいく治療ができるものと考えています。もし、治療方法等にご不満がある場合は担当医師の交代やセカンドオピニオン(他の医師の意見)の導入を推奨しています。

 

患者さんには診療記録の開示を求める権利があります。またプライバシーが十分に配慮され、療養生活が守られる権利があると共に、患者さんの個人の情報が不適切に使用されている場合、使用の停止や訂正等を訴える権利があります。

私たちは患者さんの情報は患者さんのものであると考え、院内独自の開示準則に従って治療上支障がない場合に限り、診療記録の開示(閲覧・複写・説明等)に取り組んでおります。また、患者さんの個人情報を院内規定に準じ厳正かつ慎重に取り扱うことで、患者さんの療養生活が乱れることのないように努めております。

 

患者さんへのお願い

患者さんには誰しもが公平に医療を受ける権利があります。
私たちスタッフは医療を提供させていただくにあたり、「We are a family」の理念のもと患者さんと家族のような信頼関係を構築してゆきたいと考えています。そのために患者さんには私たちの提供する医療に主体的に参加していただく必要があります。
そこで、患者さんの状態や治療について的確な判断をするために、患者さんの病歴や家族歴等の情報をできる限り正確に私たちスタッフにお伝え下さい。また、院内では他にも数多くの患者さんに対して様々な医療を提供しています。患者さんには、他の患者さんへの医療提供に支障を与えないように配慮していただく責務があります。このことをご理解の上、適切な医療の提供にご協力下さいますよう、お願い申し上げます。